2007/12/09

熱性けいれん

一般には"ひきつけ"と呼ばれています。

けいれんには疑われる病気がいくつかあります。

乳幼児に多いものの一つとしては、熱の上がりぎわに起こる"熱性けいれん"があります。

熱性けいれんかどうかを診断してもらう必要がありますが、この場合はたいてい5分以内におさまることが多いものです。

けいれんを起こしたら落ち着いて時間を計ります。

胸元などの衣服をゆるめ、顔は横向きにします。

熱を測り、手足や眼の動きなど全身の状態を見ます。

まわりに危険なものがないようにします。

あわててしまい、大声で名前を呼んだり体を揺すったりしがちですが、逆に刺激となってしまいますので、落ち着いて様子をよく見ます。

けいれんには熱のないけいれんと熱のあるけいれんがあります。

熱のないけいれん大泣きしているときに呼吸が止まったようなけいれんで、泣きやんだときにはケロッとしている場合、泣き入りひきつけが考えられます。

この場合は心配ありませが、何回も続くようであれば、受診します。

しかし、急に意識を失ってけいれんを起こし、その後意識が戻らない場合。

けいれんの時に、頭を前後にガクンガクンとし、両手は曲げて体に近づけて硬直している場合。

熱のあるけいれんの場合は、すぐに受診します。

◇我が家の場合◇

娘は1歳の頃、1度だけこの熱性けいれんを起こしました。

熱があったので様子を見ていたところ、びくびくっとわずか数秒でしたが、全身が硬くなったようにして震えました。

すぐに収まったのですが、慌ててしまい、大声で名前を呼んでしまいました。

本人は目を覚ますこともなく、ずっと眠ったままでした。

今でも、ほんの少し危ない状態になるとついつい大声で叫んでしまいますが、娘からは、ママの声にびっくりすると言われます。