2008/01/02

じんましん

じんましんは肥満細胞から放出されたヒスタミンなどによりおこると考えられています。

食べ物や花粉などのアレルギー物質が原因である内因性と、寒さやストレスなどのアレルギー以外のものが原因である外因性によるものがあります。

アレルギー物質では食べ物(卵、牛乳)、食品添加物(合成着色料、保存料、酸化防止剤)、薬、ハウスダスト、花粉などが体内に入り込むことにより起こります。

アレルギー以外のものでは温度(暑さ寒さ)、運動による汗、感染症(細菌、カビ)、虫刺され、植物、ペット、ストレスなどで起こりますが、原因不明の事も少なくありません。

●症状
突然皮膚の一部がボコボコと盛り上がり、通常強いかゆみを伴います。

形や大きさはいろいろですが、皮膚の柔らかい所にできやすい性質をもっています。

目の中や唇にできることもあります。

短時間(多くは数時間)で消えてしまいます。

皮膚だけではなく、口の中やのどの粘膜にできることもあります。

粘膜にできた場合は呼吸困難を起こすことがありますので注意が必要です。

●治療
塗り薬、抗ヒスタミン剤を服用します。

◇我が家の場合◇

娘はアレルギー体質で食べ物も制限があるため、普段の給食も代替食で対応してもらっていました。年長児の夏にお泊り保育がありました。

特に食事には配慮していただいたので、問題はないはずでしたが、就寝前からあちこちを痒がりだし、とても眠れるような状況ではないとの連絡を受け夜中に迎えに行きました。

症状は悪化する一方で、翌日にはさらに酷くなり、顔はまるで殴られたようになり、目も開けられないほどでした。

しかし夜中にほとんど眠っていないせいか、腫れた顔でもぐっすり眠っていたので受診はせずに様子をみました。

数時間でだんだん治まって食欲もありましたので、結局その時は病院には行かず終いでした。

後日、受診した際にその時のことをきいてみたところ、ストレスではなかったかという診断でした。

祖父母の家に一人で泊まるのとは違うストレスがかかったのではないかということでした。

ただやはり原因ははっきりせず、不明でした。

それと痒みのある時の塗り薬は、とりあえず市販の虫刺され用のかゆみ止めで代用してよいそうです。