2007/12/19

手足口病・ヘルパンギーナ

【手足口病】

夏に流行する病気で、手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができます

●原因
コクサッキーA16型ウイルスやエンテロウイルス71型などによる感染症です。

鼻水、目やに、便などの中にいるウイルスが鼻、のどや眼にはいることで感染します。

潜伏期間は3~5日間です。

●症状
手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができます。おしりや膝にできることもあります。

かゆみはありません。

熱は出ないことも多く、出ても高熱にはなりません

口の中にも水泡ができるため、口当たりのよい食事をとります。

まれに、髄膜炎などをおこすことがあります。

●治療
熱やのどの痛みをやわらげる治療をおこないます。

【ヘルパンギーナ】

夏に流行することが多く、感染力の強い病気です。

●原因

主にコクサッキーAウイルスによる感染症です。

鼻水、目やに、便などの中にいるウイルスが鼻、のどや眼にはいることで感染します。

●症状

38~39℃以上の発熱が2~3日続きます。

潜伏期間は3~5日間です。

のどの奥に小さな水ぶくれができ破れて潰瘍になり痛みます。

痛みのために、食べ物や水分がとれなくなることもあります。

まれに、髄膜炎や急性心筋炎などをおこすことがあります。

●治療

熱やのどの痛みをやわらげる治療をおこないます。