【手足口病】
夏に流行する病気で、手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができます
●原因
コクサッキーA16型ウイルスやエンテロウイルス71型などによる感染症です。
鼻水、目やに、便などの中にいるウイルスが鼻、のどや眼にはいることで感染します。
潜伏期間は3~5日間です。
●症状
手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができます。おしりや膝にできることもあります。
かゆみはありません。
熱は出ないことも多く、出ても高熱にはなりません
口の中にも水泡ができるため、口当たりのよい食事をとります。
まれに、髄膜炎などをおこすことがあります。
●治療
熱やのどの痛みをやわらげる治療をおこないます。
【ヘルパンギーナ】
夏に流行することが多く、感染力の強い病気です。
●原因
主にコクサッキーAウイルスによる感染症です。
鼻水、目やに、便などの中にいるウイルスが鼻、のどや眼にはいることで感染します。
●症状
38~39℃以上の発熱が2~3日続きます。
潜伏期間は3~5日間です。
のどの奥に小さな水ぶくれができ破れて潰瘍になり痛みます。
痛みのために、食べ物や水分がとれなくなることもあります。
まれに、髄膜炎や急性心筋炎などをおこすことがあります。
●治療
熱やのどの痛みをやわらげる治療をおこないます。