2008/01/23

アレルギー性鼻炎・結膜炎

特定の物質に対してアレルギー反応を起こすことで発症します。

●原因
ハウスダスト・ダニ・カビ、ペットの毛、花粉(春はスギ・ヒノキ、夏は稲科の雑草、秋はブタクサやヨモギなど菊科の雑草)などが代表的なものです。

●症状
アレルギー性鼻炎では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状があります。

アレルギー性結膜炎では、眼のかゆみ・充血、なみだ目などの症状が出ます。

酷くなると結膜の浮腫も見られるようになり、まぶたが赤く腫れることもあります。

この2つの症状は同時に見られることも、片方だけの場合もあります。

●治療
症状がひどい場合は、抗アレルギー剤の内服や点眼、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤等を使いますが、原因物質との接触を避けることが大切です。

●予防
子供では大人に多く見られる花粉症は少なく、原因となるアレルゲンが家の中にある事が多いため、季節性がなく1年中ずっと症状がでる通年性のことが多いようです。

ダニの温床となる絨毯の使用をやめ、こまめにお掃除をしてできるだけダニのいない環境を作るなど、原因物質との接触を避ける工夫をしてあげることが大切です。

◇我が家の場合◇

娘がアレルギー体質であるにもかかわらず、我が家には犬がいます。

娘があまりにも欲しがったために、5歳の誕生日プレゼントに買ったのですが、この頃の私はなんとあまい考えをしていたのだろうかと恨めしくなります。

1年程は何事もなく過ぎました。

しかしある日突然起きました。(もしかすると少しずつ症状は出ていたのかもしれませんが・・・)

突然目が痒いと騒ぎ出し、見てみると真赤になり涙がぽろぽろ出ています。

私は何が入ったのだろうかと思い、シャワーを浴びさせ、目もよく洗いました。

その時は30分ほどで治まりましたが、まさかペットが原因だとは気付いていませんでした。

気を付けていると、そのうち犬と接している時やその後に症状がでることに気付きました。

ショックでした。

なんとなく、今まで大丈夫だったから、これから先も大丈夫ではないか、と考えていたからです。

この時から娘は、大好きなペットと触れ合う事や側に寄る事さえも許されず、離れた場所からそっと見ているだけです。

側に寄れないからと言って、手放すのはもっと嫌だと言います。

たまに私の目を盗んで接触した時は、目が真っ赤になっているのですぐにわかります。

娘の願いを聞きいれた事で、結局は娘にとても辛い思いをさせ続ける結果となってしまいました。