2008/01/21

ぜんそく

●原因
気温や気圧の変化、異物の吸入や感染を起こしたときなどに生体の防御反応として、わずかな刺激で激しく起こる特徴を持っています。

また気管支喘息はダニやほこりが原因物質(アレルゲン)となっていることが多いようです。

●症状
気道の収縮により、呼吸困難とぜいぜいという喘鳴(ぜんめい)、胸が苦しい、咳がひどいなどの症状が起こります。

ぜんそく発作が重篤で、呼吸が十分できなくなる状態で病院に搬入される人も多く、呼吸困難が特に強く、チアノーゼがみられる場合などは、早急に救急車を依頼します。

●治療
発作時の対応だけではなく、日常的に喘息を管理する事が大切とされるようになっています。

アレルギーの除去や回避は喘息の大切な治療ですが、それだけで完治するものではありません。

いくつもの原因を見つけだして順に取り除いていく根気のいる治療が大切です。

内服薬、吸入薬、貼付薬、坐薬、また自宅の環境整備を整えたり、水治療(水泳)などもあり状態によりそれらを組み合わせた治療を行います。

◇我が家の場合◇

アレルギー体質の娘は、大きな発作は起こしたことはありませんが、症状はあります。

アレルギー検査をするために受診した際、その病院内で行われている水治療(水泳)を勧められ、1年通いました。

前後に医師の診察があり、しっかりとした呼吸法が身に付き、体力も付き、おまけに泳ぎも上手になるというすばらしい治療法ですが、アトピー性皮膚炎の娘の場合、少量の塩素にも反応するため、肌がぼろぼろになってしまい、泣く泣く断念しました。

しかし水泳は続けたいということだったので、今は塩素の影響がかなり少ないといわれている、電解水を使っている水泳教室に通っています。

その分、体調の自己管理もかなり厳しいものにはなってきます。

ぜんそくは小さなお子さんの場合は、特に注意深く見守ることが大切だと思います。