2008/01/26

かぜ ・ 気管支炎・肺炎

【かぜ 】 

主にウイルス感染により発症します。

かぜをひいている人に近づいたり、人混みの中に連れていくのはなるべく避けるようにします。

赤ちゃんの場合、大人と違って抵抗力が弱く、ほとんどの感染は人からです。

気を付けていてもかかってしまうことはあり、かかるたびに抵抗力をつけながら大きくなりますが、日常生活で体力をつけておくことがとても大切です。

普段から外遊びをしたり、栄養などに気を付けるようにします。

かかった場合は、体が小さいため全身に与える影響も大きいので、早めに受診をします。



【気管支炎・肺炎】気管支炎・肺炎

●原因

ウイルスや細菌が、気管支や肺など奥深くまで侵入し、炎症をおこします。

●症状

発熱やせきなど、かぜのような症状がでます。

気管支炎は、気管支粘膜に炎症が起こり、気道分泌(たん)が増加した状態です。

胸部レントゲン写真でさまざまな異常な陰影が認められるようになれば肺炎と診断されます。

熱が4日以上続くときには肺炎や他の発熱の原因がないか、調べていく必要があります。

痰のからんだ咳が強くなったり、高熱になってきたら、早めに受診します。

●治療

気管支炎や肺炎の治療は、ウイルス性の気管支炎・肺炎では痰を出しやすくするなどの対症療法を行います。

軽症の気管支炎は安静、保温、水分補給をしていれば1週間程度で治ります。

しかし肺炎になった時は2週間くらい入院して安静を保ちます。

水分補給のための点滴と、抗生物質の点滴をします。

また、呼吸困難を起こした時は酸素吸入を行います。

●予防

空気が乾燥するとせきが出やすいので、湿度を保つようにします。

またかぜがなかなか治らないといった場合、早めに受診することも大切です。